ラグビーW杯、ジャパン予選敗退。残念、でも、、、、 [日記]
ラグビーW杯、ジャパン予選敗退。
成績は、4戦3敗1分け。
予選プール最下位。
なんとも無残な成績。
このジャパンの4戦については、惨敗の分析をしたら、枚挙に暇がない。
戦略・戦術ミス、メンバー選定ミス、プレーヤーのミス、ミス、ミス、ミス、、、、
これで8年後に日本でワールドカップが開催されるかと思うと、薄ら恐ろしい気持ちにさえなっていた。
一方で、W杯で強豪国はもちろん、他の国の代表のすばらしいラグビーを観ると、今まで楽しく観ていたトップリーグ、大学ラグビーなどは、プレーがお粗末で、もう観る気にさえなれそうもない。
っと、ついさっきまで思っていた。
そうついさっきまで。この写真を見るまでは↓
http://www.sanspo.com/rugby/photos/110928/rgd1109280503002-p1.htm
この写真を見た瞬間、客観的に、分析的にこのジャパンの4戦を捉えている自分ではない、別の自分が一気に感情を噴出させ、気がつくと不覚にも涙。。。
JKジャパン発足以来、基本非常に期待している中で、いくつか腑に落ちない点があったのだが、その中で一番の部分がメンバー選定。
特に菊谷がキャプテンというのには、正直驚きを隠せなかった。
そして、この4戦でも彼のキャプテンシーには大きな疑問を持って観ていた。
でも、この写真を見た瞬間思った、「菊谷、お前は良くやったよ」っと。純粋に。
考えてみる、冷静に。
誰がこの成績に責任を感じている?
そう、菊谷、お前だよな。
おそらく、自分の持てるものを全て出し、あらん限りを尽くして、勝ちにこだわったにも関わらず、結果が伴わなかった。
お前が一番自分を責めているよな。
それを門外漢の俺が何を責められよう。
そう考えれば、全てのフィールドにいたプレーヤーは死力を尽くしたはず、あらん限りを尽くして。
活躍したといわれるプレーヤーも、批判的に見られてしまっているプレーヤーも。
そして思うと見え方違ってきた。
ミスをする。たとえばノックオン。
「あーあ、何でここで落とすかな!」っと思っていた。
しかし、違うのでは。
それはオフェンスのミスではなく、ディフェンスのナイスプレーではないかと。
オフェンスがノックオンをするほどのプレッシャーを、ディフェンスが目一杯かけた故の、ある意味必然的結果ではないかと。
タックルをはずされる。
「おいおい、ちゃんと倒せよ!」っと思っていた。
しかし、違うのでは。
それはディフェンスのミスではなく、オフェンスのナイスプレーではないかと。
ディフェンスがタックルをはずすように、少しだけずらしたり、またはタックルが弱いプレーヤーを戦略的についた故の、ある意味必然的結果ではないかと。
そう考える。
今、イタリアvsアメリカを観ている。
見ている景色が昨日までと少し違う。
今まで以上にすばらしい物を見ているという気持ちが込み上げてくる。
(確かにそもそもこの試合は素晴らしいのだけれども。)
みんな死力を尽くしている。
必死、そのもの。
素晴らしい。素晴らしすぎる。
全てのプレーに意味があり、価値がある。
今まで以上に楽しもう、ラグビー観戦。
そして全てのプレーを、プレーヤーを称えよう。
立ち返って、JKジャパンのフィフティーン。
夢を見させてくれて、楽しませてくれて、ありがとう。
みんな、本当に良くやってくれた。
この夢の続きは、次の世代によって、きっと現実になるはず。
期待しよう。
そして、やっぱりジャパンを応援する、何があっても。
がんばろう、日本!
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