ファンライド八ヶ岳:本番当日 [日記]
遠くで携帯の目覚ましの音が聞こえ、ぼんやりと意識が戻る中で時間を見ると、
午前4時25分。
ファンライド八ヶ岳、当日の朝が来ました。
しかし、いつもの習慣では、朝シャワー。
こんなわがまま聞いてくれ、、、、、たんです。
っていうか、お風呂24時間入浴可なり、なんです、この宿。
宿の名前は、、、
伊予ロッジ
良い宿です。
さて、シャワーを浴び、、ではなく、お風呂に入り、身支度開始。
そして、午前5時15分から朝食。
って、そんな時間にご飯をちゃんと用意してくれました。
ほんとに、ちゃんと、です。
素晴らし過ぎるぜ、この宿は!
なんか、幸先良い感じです。
って事で、ここからバイクに乗ってスタート地点に向かいますが、ここからすでに上りっぱなし。
これはちょうど良いウォーミングアップっと思ったのですが、スタート地点に着くと、長蛇の列だし、スタートは午前7時からだし。
逆に体が冷えちゃう。
そうです、この時点で気温は、10℃。
東京なら、12月くらいでしょうかね、寒い寒い。
ちなみにこんな感じで、スタート待ち状態。
ほぼ、談笑状態。
そして、待つこと1時間、むこーの方で、何か始まった模様。
ついに、スタートしたようです。
少しすると、
お、列が進み始めました。
そして、数百メートル進んで、スターと地点が近づきます。
どきどき、どきどき。。。
ついにスタートラインに。
そして、スターーーート!
っと言っても、レースじゃないので、
「いってきまーす!」
なんて、言ったりして。
兎にも角にも、スタートしました。
まずは目指すは、エイド1
そこまでは、強烈なダウンヒル。
ひとこと、、、寒いいいいいーーーー。
スピードも安全マージン取って、50km/h強程度で走りますが、その横をものすごいスピードで抜いていく後続部隊の方々。
下りで稼ぎたいのかな、それとも生粋のダウンヒラーかな。
相当長い間、坂を下り(って事は、あとでその分上るって事)、平地基調になってから、基本、前のペースに合わせつつ、ペダルを踏み始めます。
膝は、、、痛みを感じるときもあるものの、走行に大きな支障は無さそう。よしよし。
徐々にペースを上げ、遅い方を少しずつパスして前に進みます。
そしてエイド1到着。
しかし、ここで前を走っているメンバーを探すも、見つからず。
”たぶん最初は補給は不要なので先に行ったんだな”っと思い、エイド2を目指します。
しかしエイド2ではサークルの面々は、後から到着。
聞けば、エイド1でちゃんと補給していたそう。
申し訳ない!
エイド2では、そばとレタスを頂きます。
葉物は今高価なので、2つもらい、ひとつはそばに入れちゃいました。
レタスそば^^;
さて、一息ついて、再スタート。
全員でエイド3を目指します。
まだまだ、下り基調ながら、軽い上りも入ってきて、体も温まり、少しずつスイッチが入っていくのが分かります。
気分は、、、、”楽しい!”
そして、エイド3到着。
出発時は、雲が多くてちょっと残念な感じでしたが、この辺りではだいぶ雲が切れ、ここからは南アルプス連峰も顔を覗かせます。
こんな感じ。
ここでりんごを頂き、エイド4に向かいますが、ここから先、少し下りた後は、当面上りっぱなしになります。
って事で、さあ気持ちスイッチオンにしましょう。
エイド4までの道、気持ち良い上りが始まります。
ここはアウター縛りで^^;
上りきって、エイド4到着。
エイド4は”おいしい学校” という、施設を使っています。
ここでは、トウモロコシとぎりぎりメープルパンにありつけましたが、メープルパンは美味しかった!(あまりの美味しさに一口食べた後一気食いで写真なし。)
さてここから先、エイド5までが今回の中で一番の急坂(劇坂?)区間。
先を見ると、
この峠を登って超えていくことになります。ワクワク。
さあ出発。
スタート直後は田んぼのあぜ道を進み、一般道に出てから一気にのぼりが始まります。
みなし5%程度の上りスタート。
当然フロントは速攻インナーへ。
先を走る、健脚Sさんは、すごいスピードで走り去っていきました。
その後を、心拍170bpm程度を維持して、クランクを回します。
このペースいい感じ。
峠を走ってこんな気持ちいいなんて、言うことなしです。
なんて状況ですが、周りを見るとバイクを押して歩いている方がちらほら。
坂を走りなれていないと、ちょっときついのかな。
私はといえば、膝の痛みの影響もなく、すこぶる快調。
ぶっちゃけ、ごぼう抜き状態です^^;
そもそもペース的には既に早い方はとっくに走り去った後ではありますが、抜かれたのは1人、後は何人抜いたか分からない状態。
ヤビツや尾根幹で練習しているときには絶対にありえないことで、なんか妙な気分です。
最大の難所、最大斜度が13%を含む3kmの急坂(劇坂っではないですね。)区間の海岸寺周辺も10km/hを切ることなく、走りと押せてます。
リアも24tまでしか使わないで済んでいます。
楽しい、実に楽しいです。
上りきって、平坦基調になっても、フロントをアウターに入れ、くるくる回していい感じでなしっていると、エイド5に到着。
やってきた道を見ると、
あの峠のどこかを越えてきたのかな?
とても気持ちよかった峠走りでした。
ヤビツ錬の成果が出たかな。
さて、ここからはもう急坂はありません。
っと言うことは、モード的には、緩斜面高速走ですね。
尾根幹錬の成果が試されます。
さて、後続のメンバーを待って、出発。エイド6を目指します。
ここからはサークルのAさんが前に出て、私が後ろで走りましたが、この方も速い。
付いていくのがもう一杯一杯。
なんとか、付き切れせずにエイド6について、バナナとお水を頂きます。
メンバー全員がそろっての移動を繰り返していたので、到着が遅めになり、エイドステーションにメインの補給食が残っていません。
やばい、炭水化物枯渇ですね。
さて、時間がぼちぼちやばいので、私も含めた、先に着いたメンバーは次のエイド7に向かいます。
エイド7は、まきばレストラン。
エイドステーションとは別に、食べ物はふんだんにあるはず。
それを楽しみに走りますが、ここも中過ぎまでは上りっぱなし。
ここら辺りで、さすがに足がたれてきました。
前を走るAさんに付いていくのがかなりしんどい。
非常に先行き不安な雰囲気。。
兎にも角にも、エイド7に着き、ここで鳥のから揚げ、大判焼き、ミルクセーキで補給し、おにぎりが待っているはず、っと言うエイド8に直行。
実は、エイド8からゴールまでの18kmはほぼ登りっぱなしらしく、その斜度によっては、全員DNFになりかねない状況であることが判明。
なので、速攻でエイド8まで行って、おにぎりゲットして、ゴールを目指す必要が出てきちゃいました。
幸い、エイド7からエイド8までは、基本下りって事で、一気に加速しており始めますが、何のことはない、最初しばらくはアップダウンの繰り返し。
ところがいったん火がつけばそうは簡単にはペースを落とせず、下りはビビリの私でももちろん60km/h程度で走りますが、上りでみなし3%ある部分も、目一杯踏み込んで40km/h程度で、私としてはかなりかっ飛んでいったのですが、ここで、、、
右足はハムストリングが軽く痙攣を始めちゃいました。
やばい、足攣りの兆候です。
ここでいったんペースを落とし、後ろについてたSさんに先に行ってもらい、マイペースで走り出して、なんとか事なきを得て、エイド8に到着。
いかん、上りを18km残して、ヘロヘロ。
しかしここでおにぎりを食べれば、、、、
あ、既に売り切れ、在庫なし、ですと!
いかん状況。
仕方ないので、まだ残っていた、バナナ(バナナだけはどこのエイドステーションでもふんだんにありました。)とカントリーマームを頂き、後は手持ちのエナジージェルとBCAAをチャージして、先に着いていたみんなと一気にゴールを目指します。
そして走り始めて、1kmほどで、かるーく上りになった時点で、みんなについていかない状況にあり、そして、ついに右足内転勤が攣ってしまいました。
そこで、ストレッチ。
一休みして、ちょっとペースを落として走りますが、道が林道になってきたところで、勾配が急になってきて、そこをだましながら、走っていたのですが、次は、、、
右足ハムストリングが攣ってしまいました。
これは、まったくNGです。
休憩、ストレッチを入れますが、回復せず。
英断です。
少し歩くことに。
その距離200mほどでしょうか。
斜度がゆるくなったので、ギアをインナーローにいれ、再出発。
何とか進みますが、道が3%ほどのユルユル坂にも関わらず、15~20km/hで走るのが目一杯。
それでも前に進めればと、がんばって患部に力が行かないようにして走りますが、再度若干の急坂区間に。
そこを時速10km/h程度というスローペースで走りますが、ついに大腿四頭筋が激しく、攣ってしまい、自転車からもしばらく降りられない状況。
もう、気持ちはゴールしたいって事で、仕方ないので、ここもバイクを押して歩きます。z
その距離300mほどでしたでしょうか。
残念。
そして、その後はかなりゆるーいペースで走り、、、、
何とかゴール!
感動、というには程遠く、DNFにならなくて良かったという気持ちで一杯。
結果、100kmまでは超快適、最後16kmは地獄を見た感じでした。
さて、まだゴールしていない、メンバーを待ちますが、既にタイムリミット一杯。
これは無理かと諦めかけた残り2分、なんと残っていた2名がやってきました!時間内完走達成!
やったあ、メンバー全員時間内完走でした!
さて、休憩もそこそこに寒くなってきたので、宿に戻って、、、
お風呂です。
実は、出発前に帰還後、お風呂に入れてもらえないか頼んだところ、快くOKを頂けていたんです。
伊予ロッジ、さいこーです。
っと言うことで、お風呂でゆっくり体を温め、宿で解散も、お腹がすいたので、みんなで双葉SAで食事をして帰ろうということになって出発しましたが、高速入り口の掲示板を見ると、
火事により、相模湖-八王子通行止
ありえない。。。
とりあえず、みんなで双葉SAまで行き、夕ご飯を食べて、道路の状況を確認すると、通行止は解除されているものの、その影響で、相模湖ー大月間が15km渋滞との事。
ジタバタしても始まらないので、そのまま渋滞の中に飲まれて、帰宅。
それでも午後11時には家について、楽しく激しい2日間が終了。
いやあ、大満足でした。
そして、今回のイベントを走ってみて、いろんなことが分かりました。
それは、、、
グランフォンドを走り終えて:考察的内容
に、続く^^;
グランフォンド八ヶ岳:土曜日(移動日) [日記]
さて、グランフォンド八ヶ岳、10月1日、2日で行って来ました。
ブログは、
1.土曜日:移動の事
2.日曜日:本番!(走るのが楽しすぎて、写真をあまり取っていないんですが。。)
3.グランフォンドを走り終えて:考察的内容(超個人的な取りまとめの予定。あしからず^^;)
の、3パートで書くつもりです。
ちょっと長編ですが、なんたって、ここ4ヶ月はこのイベントのために日々練習をつんできたわけで、そのくらい書いても良いでしょう!
って事で、まずは土曜日。
この日は現地への移動日です。
しかし、一緒に行くはずだったJさん、会社でトラブルが発生し、なんと土曜日出勤となり、私一人で出発となり。(この時点では日曜日も出勤確定っぽく、今回は参加不可能という雰囲気。。やばい。)
さて最近はめっきり車に乗ることも少なくなり、ましてや高速など乗らなくなったので、渋滞がどうなるか分からない不安があるので、9時半に家をしました。
もちろん向かうは中央高速。
しかし、出発前に渋滞情報をチェックすると、下りは相模湖インターから稲城まで渋滞。
なので、相模湖インターからアプローチする予定でスタート。
さらに、もし相模湖インター乗り口までが渋滞している場合、藤野からその先の上野原インターへってルートも取り易い、半原から412号に出ることに。
しばし車を走らせ、412号の半原付近でナビの渋滞情報を見ると、幸い高速、413号共にガラガラの様相。
なので412から413に出て、相模湖インターから中央にライドオン!
ほんと、ガラガラ。
ってことで、まずは定番、談合坂SAで一休み。
高速乗ったときの定番、”フランクフルト”を食するつもりでしたが、、、、
なんと、おしゃれに改装中で、そんなもの売っていません。
がーーーん、ショック
しょうがないので、トイレだけ借りて、先に進みます。
もはや、今の目的は、高速SAのフランクフルト。
次なるターゲットは、双葉SA
ここはいまだ昔のまあだろうっと言うことで、期待して走ります。
ちなみに天気はいまいち。。曇り。(遠くに見える山並みが八ヶ岳!)
そうこうするうちに、双葉SAへ。
うむ、昔懐かしい佇まいで、ほっとします。
そして、フランクフルト。
ありました。
正直、いまどき味的にはコンビニのフランクフルトのほうが、安くて美味しかったりしますが、高速でこの味を味わうと、高速を走っているって実感が沸きます。
さて、きっちりこの味を楽しんで、出発しようとすると、こんな車が。
間違いなく、グランフォンド八ヶ岳参加者でねえ。
なんか、わけもなく気合がやってきます。
さあ、出口の須玉インターに向かいます。
ここを出ると時間はちょうどお昼。
ってことで、インターの出口を出てすぐにある、ガストでお昼を頂く事に。
若鶏のグリル・ポルチーニ茸のホワイトソース、だかと、
今日の炭水化物は、オムライス。
さすがに、ちょっとゲッティーは飽きました。
お昼を頂き、お店を出て、141号で清里に向かいます。
ずーっと上り。この高度を上がるんだなあ、っと高揚感と若干の恐怖心。
さて、清里に着くと、まだ1時半。
チェックインは2時からということなので、まずは大会のエントリーを済ませてしまうことに。
しかし、ここからが迷走の始まり。
受付&スタート・ゴール地点になる、”清里との森”に着いたものの、すでに駐車場は一杯。
別の駐車場を探すも見つからずに、ぐーるぐるっとあちこち放浪。
しかし見つからず、最初の駐車場に戻ると、運良く1つ空きを発見。
めでたく車を止めて、受付に行き、手続き完了。
そして、イベント会場に足を運びます。
まだ時間が早いので、何も始まっていませんが、一応ステージがあります。
そして主催のひとつのピナレロブースに行くと、
ドグマ2!
かっちょいいけど、フレームセットで50万円超は、私の住む世界とは別の世界での出来事としか思えません。
ひとしきり、会場を観て回ると、Intermaxのブースに、今中大介さんがいました。
なんか、妙に緊張して話は出来ませんでしたが、スタッフとして普通に働いていました。
気さくそうな人でした。
明日走るらしいって聞きましたが、走っている影さえ見ることないだろうなあっとか思い。。。
さて、気がつけば、時間も午後3時になろうとしているので、チェックインをしに宿に向かう事に。
駐車場を出て、カーナビの指し示す道路を進むと、なぜか砂利道になり、そして、そこには、、、
なにもない!
がーん。また迷走の始まりです。
しばらく、周辺を探しますが、見つかるはずもなく。
仕方がないので、しばらく走って、観光案内所の駐車場に車を止め、念のため持ってきたPCを取り出しGoogleマップで地図を出して、助手席に置き、それを見ながら宿探し。
はい、ちゃんと曲がり道が見つかりました。
今となっては昔懐かしい、地図を見ながらの運転ですが、なんら違和感なくこなせちゃうんですねえ。
さて、宿について、チェックイン。
って、「ああ、XXさんの予約の方ねえ、部屋はXXXだから、そのままどうぞ」なんてゆーるい感じ。
これで良いのかなあ、なんて思ったのですが、後でこれがすばらしい事になるわけで。
ってことで、まずは自転車のセッティング。
本当は、少し足慣らしで走りたかったのですが、膝の具合がいまいちな状態で、ここでさらに悪化は避けたいので、おとなしくセッティングを終えて、自転車をしまう場所は、なんと卓球場を自転車置き場に使ってよいとのこと。
ありがたやあああ!
その後、三々五々、今回一緒に参加するサークルのメンバーが到着し、Jさんからも”業務終了、参加OK”の連絡が。
これで、予定していたサークルからの参加者は全員参加決定!
よかった!
そんなこんなで、夕食を済ませ、軽く?ビールなどを頂く人は頂き、お行儀良く、午後11時前には就寝の準備に。
ワクワクしながら寝床に着くと、あっという間に眠りに落ち、夜中に1度トイレにたった後、遠くで携帯の目覚ましの音が聞こえ、ぼんやりと意識が戻る中で時間を見ると、
午前4時25分。
さあ、遂に、「ファンライド八ヶ岳」、当日が来ました。
次のブログ、「本番:日曜日」 へ続く。
なんちゃって^^;
グランフォンド八ヶ岳! [日記]
先ほど、グランフォンド八ヶ岳から無事帰還。
私も含め、サークルで参加した全員が時間内完走は、なかなかでした。
しかし、個人的には実に微妙。
ひざの痛みが残ってはいたものの、意外と調子が良かったのですが、そのためいい気になって前半飛ばしすぎて、最後16kmの上りで足攣り。
結局途中500mほど、歩いちゃいました。
みっとも情けないorz
ちょっと、し残し感あり。(いや、し残し感、多大)
あと帰りの中央道の火事通行止めはきつかった。
でも、めちゃくちゃ楽しかったです!
もう今日は疲れたので、詳細は明日のブログで。(多分)
では!