グランフォンド八ヶ岳を走り終えて [日記]

この4ヶ月の間、完走を目標として練習を重ねてきた、グランフォンド八ヶ岳を走り終えた。

そこでいろんなことがまた発見できた。

それをちょっとまとめてみることに。

まずは、Statsから。

走行距離:116.95km
平均速度:21.2km/h
最高速度:63.5km/h
平均ケイデンス:71rpm
平均心拍数:147bpm
最高心拍数:178bpm
消費カロリー:2,490Kcal

さらに、一緒に参加したサークルメンバーからの情報では、獲得標高は、およそ2,400mとの事!

こんな感じの結果でしたがそれを踏まえて、

1.走り
既に昨日のブログで書いたとおり、スタートから100kmまでは超快適、最後の16kmはヘロヘロで地獄行き。
この状態、本来なら残念な感じが強いはずが、妙に満足感が。
それは、スタートからの100kmが、自分の想像した以上に気持ちよく、快適に走れたからに他ならない。

まさかここまでこのコースを気持ちよく走れるようになっていたとは、という感じ。

ある意味、残り16kmで足がだめになったのは、その100kmがあまりに快適でセーブが効かず、知らないうちにオーバーワークになっていたからという気がする。

これを支えてくれたのは、日々の練習。

今年1月から本格的に練習を開始して9ヶ月、たった9ヶ月でどこまで走れるようになるかはまったく分からなかったが、結果的には想像以上だったという感じ。

2.バイク
今乗っているのは、Bianchi C2C INFINITO 105改。
決して高価なバイクではなく、まさに初心者向けカーボンロードバイク。
トップチューブも高さがあり、アップライトなポジション設定で、ロングライド向け。
それでも十分以上に楽しめた。
フレーム剛性なども、今の私の脚力ではまだまだ十分な範囲と感じた。
このバイクで全然OK。頼もしき相棒だと再認識。

3.セッティング&ポジション
116km(実際パフォーム出来たのは100kmですが)で、変な痛みやコリはまったく発生しなかった。
お尻も、月曜日に大臀筋に筋肉痛は発生したが、サドルに座っていたための痛みはほぼ皆無。
肩こりや、背筋痛などの不要な痛みはまったく発生していない。
グッド!

4.体重管理
カーボローディング実施直前で、最低58.5kgはまあまあの出来。
カーボローディングで1kg強増えたものの、走りに影響が出たようには感じなかった。

5.カーボローディング
まずは足攣りとグリコーゲン不足は関係ないよう。
って事を前提に、今回実に快適に走れたひとつは、エネルギー切れって感じがまったくなかったこと。
実際足攣り後も、性も根も尽きたっという感覚はなく、気持ちも十分あったし、エネルギーも全然残っていた感じがした。
これ、カーボロ-ディング実施の賜物、っと言えるのでっと思われる。

6.体調
これはいたって不満。
右ひざ痛、しかも金曜日に膝に不安があるのに、信号が変わる前に渡るため走って痛み再発は最低。
実走にほとんど影響が出なかったのがせめてもの救い。
また、喉痛も結局改善せず、当日痛みを抱えながらの走りで、実は不愉快な感じだった。

今後の方向性

さて上記の結果を踏まえて、これからどのようにしたら良いかを、まとめてみた。

1.走り
既に述べたように、今回の走りはかなり満足行くものだったが、ただやっぱり最後16kmヘタったのは事実。
これからは、この不足分を補い、更なるパフォーマンスアップを図るべく、効果的に練習を行っていく必要を感じた。

具体的には、この先6ヶ月で、走力・持久力とも、今の1~2割り増しのパフォーマンスが発揮できるようにしたい。
そのためには基本練習内容は、今まで通り平日はイタリア式心肺トレーニング中心に、そして週末の実走練習ではもう少し負荷をかけて、距離を伸ばしたほうが良いかも。

たとえば、これから冬に向かっては峠に出向いての練習は状況時には難しい。
勿論、宮ヶ瀬あたりならば、12月後半~2月一杯を除けば、雪が降らない限りローディング可能なので、通える間は積極的に通い、パワーとスピードアップを図る練習を行うようにし、そして厳冬期は尾根幹を有効に使うのが良い方法と思われる。

なので、厳冬期も尾根幹を積極的に利用して、今までより強めの負荷をかけ、この時期でも更なる脚力の向上を図るようにする。
また平地を使って150km/h超レベルのLSD走をもっと積極的に取り入れ、基礎体力向上(毛細血管の発達)を図るようにしたい。
そのための、定番コースを出来れば3コースほど作っておきたい。

2.バイク
バイクは基本的には今のままで問題なし。
但し今回、7%以下の緩・中斜面では、ハンドルトップを握って走ってみたところ、呼吸が楽になり、スムーズに上れたように感じた。
しかし今のハンドルは、FSAのアルミ素材のもので、トップ部分が丸いため、ちょっと持ちにくく、力が入りにくい感じ。
出来ればこの部分がフラットなハンドルに変えたいところ。
って事は、カーボンハンドル。。。
それと、バイクのメンテナンスを自分で行えるような技術をちゃんと身につけたい。
ロングライドでは機材トラブルはつき物。
パンク程度の対応はもう問題ないが、それ以上のことが起こると対応は難しい。
また、日々のメンテナンスは快適なローディングには必須である。
是非メンテナンス技術の向上を図りたい。
なお、バイクメンテナンスの実践講義が実施されていることを知ったが、私にとってはちょっと高額。。
ただ非常に有用そうなので、資金をためて何とか参加したい。
6~9ヶ月かけて費用を捻出し、この講習にぜひ参加してみたい。

3.セッティング&ポジション
セッティングとポジションは表裏一体。
今までは我流だし、ついては一度セッティングの状況をショップで確認してもらうべきと思われる。
Y’sのバイオレーサー、手ごろで良いらしい。
11月中には実施したい。
そして必要ならセッティング変更を行い、そのセッティングにあったライディングフォームを身につけて、パフォーマンスアップを図りたい。

4.体重管理
今回の体重で大きな不満はなかったが、やっぱりもっとパフォーマンスをあげたいし、身長から見ても、体脂肪率を見ても、まだ十分落とせる余地があることは明確である。
具体的には、あと3kgを落としたい。
そのためにこれからも高たんぱく、低糖質の食事内容で、「腹6文目」(特に夕食は)を続けて体重を減らすようにする。
なおちゃんと地に足を置いた減量をするため、期間を6ヶ月かけて落としていくのが良いと思われる。

5.カーボローディング
今回はカーボローディングが機能していたように思われる。
考えてみると今まで週末の100km超のローディングで急にエネルギー切れと思われる状態があった。
それは今にして思えば、ローディング前も常に減量のための低糖質の食事を続けてきたためだと思われる。
ついては週末ローディングに当たっては、その前日の夕食などは炭水化物の多い食事を取る事でグリコーゲンをちゃんと体に蓄積するようにし、より質の良いローディングが出来るように心がけるべきと感じた。

6.体調
怪我をすると、結局その間練習できない以上のマイナスダメージがある。
決して怪我をしないような配慮をして、練習量を調整すべき。
具体的にはオーバーワークは絶対避け、土日のロード練習の翌日、月曜日は必ずレストにするなどを、ちゃんと休みを入れるようにする。
それと共に、以前から取り入れているストレッチや、最近始めたセルフマッサージをちゃんと行い、体のメンテナンスをきちっとするようにしていくべきだろう。
さらに、BCAAやプロテインなどの補助食、サプリメントも使って、ローディング後の体のメンテナンス、リカバリーを図るようにしたい。
また、ローディングには塩分、ミネラルを積極的に取ることで、特に汗によるマグネシウム・カルシウム不足を回避して、足攣りを何とか起こさないように工夫していきたい。


っと言ったことが向こう、6~9ヶ月の目標。

基本的には、ほとんどが今まで延長なので、手前味噌だが実施は出来ると思う。

これを達成できれば、来年のオンシーズンはさらに楽しいバイクライフが送れるだろう。

楽しみ!

ちなみに、これからのローディングの目標は、まずは積み残し案件の達成。
具体的には、
-三浦半島一周
-山中湖往復
-富士山スバルライン参り
かな。

これらは来年春までにやっつけたい。(三浦半島は冬のLSDコースにしてみたい)

次が新しい場所でのローディング。

まずは、
-霧が峰、美ヶ原ローディング
17%の劇坂があるというが、上記課題をちゃんとクリアーできていれば問題なく楽しく走れると思われる。

-ファンライド八ヶ岳再挑戦
言うまでもなく、足など攣らないように、今年以上に楽しく走る。

さらに、
-房総半島一周
-伊豆半島一周
なども是非挑戦したい。

山岳、峠系では、
-奥多摩方面各峠
-乗鞍
-栂池
-大弛
などなど、挑戦してみたい。

夢が広がる。。。

なお、そのためには輪行も有効な手段だが、実はまだ1度も輪行を行ったことがなく、輪行袋をはじめ、そのための装備がないのでこれも調達して、早めに一度経験しておきたい。

最後に、今回グランフォンド八ヶ岳に参加して本当に良かった。
正直ファンライドにしては、なかなかにハードなコースだったわけだが、それを走破、完走したことで、今の自分のパフォーマンスを確認できた。
しかも何とか走りきったという感じではなく、楽しく走れたって感覚だったことで、自分の今のパフォーマンスでも結構いけるんだなあって事が分かった。

これで一挙に幅が広がった感じ。

夢は日本中、さらには海外、出来ればヨーロッパ、ツールの山岳コースなんかも走ってみたい。。

夢、楽しみ、増える一方。

ロードバイク最高!

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